アクアパッツァ( acqua pazza) 、ペシェ・アッラックア・パッツァ( pesce all'acqua pazza、「魚のアックア・パッツァ風」)は、魚介類をトマトとオリーブ・オイルなどとともに煮込んだカンパニア州の料理である。
調理法
- 魚を下処理する(ウロコ、内臓などを取り除いてよく洗い、塩・コショウをしてから、余分な水気を取る)。
- 鍋(あるいはフライパン)にオリーブ・オイル、ニンニク、イタリアンパセリ、赤または青唐辛子を入れ、火にかけて香りを出す。
- そこに下処理をした魚を入れ、両面とも皮を焼く(火を完全に通す必要はない)。
- 水及び同量の白ワイン、ドライトマト(または生のトマトかトマトの缶詰)を加えて煮込む(ハーブ類(ローリエ、ローズマリー、タイム、オレガノなどを加える場合もある)。カンパニア州では生のミニトマトが好まれる。
- 7割がた魚に火が通ったら、好みで貝類、ケッパー、種抜きしたオリーブを加えて煮込む。
- 貝が口を開いたら、オリーブオイルを回しかけ、イタリアンパセリのみじん切りを散らして完成。
トマトと水を手順2で加えてもよく、その場合魚は焼かずに初めから煮て火を通す。唐辛子の代わりに唐辛子オイルを使ってもよい。
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