ブイヤベース(bouillabaisse)は、地元の魚貝類を香味野菜で煮込む、フランスの寄せ鍋料理。
南フランスのプロヴァンス地方、地中海沿岸地域の代表的な海鮮料理。マルセイユの名物。
調理法
- 鍋にオリーブ油を敷き、セロリ・タマネギ・フェンネルなど香味野菜を炒める。
- 数種の白身の魚やエビ・貝などを入れる。
- トマトやジャガイモなどの野菜、にんにく、塩少々、白ワイン等の調味料を入れ煮込む。
- サフラン、フェンネル、ローズマリー、ディル、パセリなど、ハーブ類で風味をつけ煮こむ。仕上がると海鮮風味の濃厚なスープができあがる。
好みによりルイユ(rouille)やアイオリソース、クルトンを添える。
下記のブイヤベース憲章では「いったん魚を鍋から出し、スープと別の大皿に盛って客のテーブルに運ぶ。スープを先に供して風味を楽しませ、魚は客の目の前で切り分ける」という。サフランには薬用クロッカスの別名もあり、風邪などにも効果があることから、薬膳鍋といった趣もある。世界三大スープの一つとしてあげられることもある。
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